演題募集

演題募集案内

今回は第38回日本小児救急医学会学術集会、第32回小児集中治療ワークショップについて、合同で演題募集を行います。
全国各地で、子ども達のために小児救急医療、小児集中治療を担っておられる方々の発表を広く募集します。
医師のみでなく、多職種にわたる医療従事者からの演題も募集いたします。

※臨床研究に関する倫理方針に従い、人を対象とした研究で且つ介入研究を行う場合は、所属施設の倫理委員会の承認を得てください。

演題募集期間

2025年1月15日(水)~2月12日(水)

応募方法

本ページ内の「演題登録」ボタンをクリックしてお入りください。
演題募集期間中のみ、演題登録、登録演題の確認・修正が可能です。

募集演題

公募演題、一般演題

※発表プログラム、発表形式の決定は、事務局にご一任ください。

※公募演題に登録された場合でも、一般演題にてご発表いただく場合もございます。

※採択結果につきましては、後日当ページ上に掲載いたします。

規定文字数

演題名

全角50字(半角100文字)以内

抄録本文

図表なしの場合は全角800(半角1,600)文字以内、図表ありの場合は全角600(半角1,200)文字以内としています。図表は1点のみ掲載可能です。JPEG形式、モノクロ、横945ピクセル×縦472ピクセルまで、図表中の文字サイズ9ポイント以上のものを用意してください。
サイズ: 3Mbyte以下、ファイル形式: JPEG

  • 所属機関は最大10件まで登録できます。
  • 共同発表者は14名まで登録できます。

誤字、脱字、変換ミスを含め、原則として事務局では校正、訂正を行いません。そのまま印刷されますので、登録者の責任において確認画面で確認の上登録をしてください。

演題採択

発表プログラム、発表形式の決定は、事務局にご一任ください。
採択結果につきましては、後日当ページ上に掲載いたします。

※公募演題に登録された場合でも、一般演題にてご発表いただく場合もございます。

利益相反について

小児救急医学会規定open_in_newに沿って、(非会員の指定演者の方も含めて)本ページ内の「利益相反申告書ダウンロード」ボタンから入手し、 運営事務局 宛にメール添付でのご提出をお願いいたします。

個人情報保護について

本学術集会の演題登録の際にお預かりいたしました「氏名」、「連絡先」等の個人情報は、事務局よりお問合わせや採択・発表通知に使用いたします。また「演者名」、「所属」、「演題名」、「抄録本文」「共同演者情報」は、プログラム・抄録集及びホームページに掲載することを目的として利用いたします。他の目的には使用いたしません。

応募規定

筆頭演者は日本小児救急医学会、あるいは、日本小児集中治療研究会の会員に限ります。
未入会の方は、入会手続きを行ってください。

日本小児救急医学会 入会のご案内

日本小児救急医学会事務局

〒160-0022 東京都新宿区新宿1-15-11
URL. https://www.convention-axcess.com/jsep/
E-mail. jsep@convention-axcess.com
TEL. 03-3352-4011/FAX. 03-3352-5421

日本小児集中治療研究会 入会のご案内

日本小児集中治療研究会

〒164-0001 東京都中野区中野4-11-1-103
TEL/FAX. 03-3385-7539  
E-mail. jspicc@jspicc.jp
URL. http://www.jspicc.jp/

演題区分

公募演題・募集概要

公募01:私の施設の気道異物へのアプローチ
気道異物は、その存在部位や種類が多岐にわたるため、統一的な対処が困難である。さらに、小児においては年齢が低い症例が多く、使用可能なデバイスにも制限があり、各施設において独自の工夫を加えた対応が求められているのが現状である。異物へのアプローチ方法に関しても、軟性鏡、硬性鏡、直達鏡などの使用機器や得意とする手技が施設ごとに異なっている。本セクションでは、画一的な対策が困難と考えられる小児気道異物に対する治療および管理について、各施設が採用しているアプローチや工夫を議論する予定である。気道異物に直面した際に最善の対応を選択するための実践的な示唆を得る場としたい。
公募02:神経集中治療 神経モニタリングを中心に
急性期医療においては、呼吸・循環の安定化とともに神経保護が転帰の向上に重要である。近年、集中治療領域をはじめとする急性期医療においての持続脳波モニタリングやNIRSやTC-CFI(Transcranial Color Flow Image)など様々なモダリティを組み合わせたmultimodality neuromonitoringが提唱されるようになった。ただし、適応や開始のタイミングなど施設によって異なるのが現状である。本セッションにおいては救急外来や集中治療室における小児への神経モニタリングや神経保護の方法など各施設の適応や使用法、評価法、あるいは新しい評価法や取り組みなどを共有しいただき、有効活用について活発に議論したい。
公募03:小児ECPR:臨床工学技士の役割と取り組み
ECPR導入が決定された場合、そこからいかに迅速に準備ができるかが、極めて重要になってくる。そのためには、いつ発生するかわからない事象に対し、限られた人員で、どのような体制がとれるのか、といった人的な対応と、心肺蘇生が進行中という、極めて緊急度が高い状況において、新生児から思春期まで、あらゆる体格に適した回路、カニューレを選択し、ミスなく準備を進めていくといった、技術的な対応が求められる。どちらも、緊急時に備えた、普段からの取り組みが大切であるが、体制およびシステムの整備、人材育成やシミュレーションの実施など、内容は施設ごとに異なる。このセッションでは、各施設がどのように取り組んでいるのかを共有し、ECPRの安全、迅速な導入に向けた検討を行う。
公募04:小児気道緊急の院内対応システム
気道緊急は予測できないタイミングで発生することがある。ときには気管挿管が困難な症例もあり、緊急気管切開や輪状甲状靱帯穿刺・切開、さらにはECMOの使用が検討される場合もある。一方で、働き方改革の影響により、夜間や休日に在院している医師の数が減少しており、小児の気道緊急に対応できる観血的処置の経験を持つ医師がその場に必ずしも居合わせるとは限らない状況である。本セッションでは、このような状況下において各施設が実施している工夫や体制、さらに実際の気道緊急症例の振り返りについて討議する予定である。急に発生する小児気道緊急に対して、各施設がどのようなシステムや方略を採用しているのか、具体的な示唆を得る機会としたい。
公募05:子どもと家族にとってのシームレスな環境づくりのための工夫 ~予防と恢復~
医療的ケア児をはじめとして、健康課題を抱える子どもたちを取り巻く場所として、NICU/GCU、小児病棟、PICU、ER、在宅などがある。在宅医療においては病気を予防し、医療機関においては病気を恢復させる役割があるが、子どもたちやその家族が安心安全な医療を受け在宅療養ができるためには、各部門間のシームレスかつ継続的な支援が必要であると考えられる。予防と恢復の観点から、各施設の取り組みや工夫について共有し、課題や展望について議論いただきたい。
公募06:院内急変、RRSの"今"を知る
院内急変の認知の重要性は知られているが、日本ではまだシステム化には至っておらず、各施設で独自の院内急変対応を行なっているのが現場である。複数の施設から院内急変対応の現状を報告いただき、教育的、医療安全的見地から検証する。
公募07:非重症小児患者を誰が診ている?誰が診られる?
小児重症患者は集約化が進み専門医が診る体制が構築されつつあるが、初期救急については地方を中心に勤務医・開業医とも小児科医の減少や患者・医師の専門指向もあり、各地で診療体制の維持が問題となってきている。その中で救急医など小児科医以外の参画も期待されているが、その場合どこまで診るか、どのように育てるかといった問題も存在する。各地域での小児1次2次救急の診療体制維持の工夫と問題点について論じていただき改善策を考えていきたい。
公募08:地方における救急患者・重症患者の診療体制
重症小児患者は日本全国で発生するが、PICUがある地域は限られている。また、各地域にPICUを配備することは患者数、医療資源、維持の問題から困難である。各地域で発生する重症小児患者の命をつなぐために、どのような医療体制が必要か。PICUを持つ小児救命救急センターの役割は?中間的な役割の施設基準は必要か。搬送は、誰がどうやって運ぶのか。人材をどのように育成するのか。次の医療体制を構築するための熱い議論をお願いしたい。
公募09:救急救命士の学ぶ場はどこにあるのか、小児救急!
小児救急は何を学ぶべきか、どこで学べるかを、職域を超えて議論する。また、院内医療従事者が救急隊員に知ってほしい事を共有することで、病院前の小児救急医療へ繋げていく。救急救命士のみならず、小児救急医療に関わる全ての医療職にとって共通する入り口を探る事で、学びのきっかけになることを期待する。
公募10:救急救命士に伝えたい!〜病院前の小児を診るためのポイント〜
救急救命士が小児科領域の知識を学ぶ場は非常に限られている。その上現場では、救急搬送された小児に関して、医師ー救命士のあいだで共通認識・共通言語を構築できていないことも多い。本シンポジウムでは救急救命士が日頃遭遇する疾患や症状について疑問に思っている事柄について、明日の搬送に役立つ知識を、身体診察を中心に医師とともに議論し解決していく。
公募11:重症小児搬送〜施設間搬送の質を上げる〜
一次診療施設からの搬送、地方から都心部への搬送、遠隔広域搬送、ジェット搬送、重症小児搬送の形は様々である。公募により多様な形の搬送経験を発表いただき、質の高い安全な搬送を行うためのTIPS、搬送のトレーニング方法まで議論したい。
公募12:小児に対する災害医療の取り組みと今後の課題
各地で災害時小児周産期リエゾンの活動や医療的ケア児の避難計画の策定などが進められているが、経験の共有は十分行われていない。今後に向けた課題(行政との関わり、相互支援体制、情報共有など)を共有し解決策を話し合っていただきたい。
公募13:小児患者のICU環境を科学する ~子どもらしさを引き出す支援を考える~
小児患者では、成人患者と異なり自ら訴えることができないため、医療者主体の療養環境になりがちであるが、小児患者自身にとっても快適なICU環境を整えることは大事である。ホスピタルアートなどの設備面で工夫や、非薬物的な安静や身体拘束、家族との面会体制、保育士やチャイルドライフスペシャリストの存在など、各施設の取り組みや考え方を発表していただき、子どもらしさを引きだす、よりよいICU環境について考える機会としたい。
公募14:小児集中治療における生命維持治療の中止 ~課題とその対応~
近年、厚生労働省や国内各学会による終末期医療に関するガイドラインや提言が示され、より良い終末期医療の形がオープンに議論されるようになり、以前はタブーとされた人工呼吸器を含めた生命維持治療の中止を検討、実施する施設が増えてきている。小児医療に関しても、2024年に改訂された小児科学会のガイドラインが、「治療を継続することが子どもの最善の利益に適わないと考えられる場合には、生命維持治療の差し控えや中止を検討することができる」と明記しており、生命維持治療の中止が現実的な選択肢として検討される機会の増加が予想される。
生命維持治療の中止を行う際には、多職種でのカンファレンスや倫理コンサルテーションなどの体制整備、患者への緩和ケア、家族支援や医療者自身へのケア、遺族へのケアなど様々な側面の充実が重要となる。本セッションでは、各施設での経験や取り組みを発表していただき、生命維持治療の中止をどうおこなっていくか、課題と対応策について深堀したい。
公募15:PICU・小児救急看護師のキャリア形成を考える~専門性を深める道と広げる道~
PICUや救急といった専門性の高い分野で看護を続けること、または異動を通じて多様な経験を積むこと。資格取得、他部署の経験、管理者への道など、看護師としてどのようにキャリアを積むのが良いのか?本シンポジウムでは、臨床、アカデミア、管理の視点から多様な選択肢を共有し、PICUの看護の質を高めるために、看護師がどのようにキャリアを積み、働いていくべきかを一緒に考えていきたい。ディスカッションを通じて、モチベーションを維持し、自分たちのキャリアに前向きに向き合う視点を得ることで、PICU・小児救急看護師としての士気を高めるきっかけとなることを期待する。
公募16:小児看護スペシャリストの新たな挑戦
看護師特定行為研修制度が開始されてから10年が経過し、成人領域での活動は多く耳にするが、小児領域においてはほとんど進んでいない現状がある。そのような中でも、小児プライマリケア認定看護師や診療看護師(ナースプラクティショナー)をはじめとして小児領域での特定行為研修修了者が少しずつ活動を始めている。その活動や今後の展望をそれぞれの立場から発表いただくことで、小児領域での看護師特定行為の発展を期待するとともに、小児救急・小児集中治療に携わる看護師のアイデンティティの再構築を図り、次世代へつながることを期待する。また、医師にとっても看護師へ「医行為を任せる挑戦者」として医師の立場から発言いただきたい。
公募17:小児救急教育に活きるシミュレーションを"本気"で考える
少子化、地方格差、重症小児の集約化が進む近年、救急医療の質の担保のためにシミュレーションは欠かせない教育ツールとなっている。本セッションでは「うち、こんなのやっているよ!」というシミュレーションを発表いただき、小児救急分野におけるシミュレーション文化の発展を図る。

一般演題

神経 呼吸器
循環器 栄養・消化器・肝胆膵
腎・泌尿生殖器 血液・悪性腫瘍
感染症・免疫 アレルギー
内分泌・代謝異常 ショック
敗血症 多臓器不全
せん妄・集中治療後症候群(PICS) 鎮痛・鎮静
虐待・家庭内事故 異物・中毒
児童精神・思春期・心身症 外傷・熱傷
画像診断 心肺蘇生(BLS・ALS・PCAS)
院外心停止・病院前救護 教育・シミュレーション・研究
トリアージ EWS・RRS
リハビリテーション 病院間・院内搬送
地域連携・在宅医療 脳死・臓器移植
終末期医療・緩和ケア・家族支援 臨床工学機器
医療安全 医療倫理
ソーシャルメディア 多職種連携
働き方改革・タスクシフト・タスクシェア 国際協力・国際交流
災害時医療 DX・AI
その他